真夜中の大運動会は、体内時計のズレが原因かも
猫は本来、朝日が昇る前や夕方の薄暗い時間に活動的になる傾向があります。
この特性は、「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」と呼ばれ、昼行性や夜行性とは異なる活動パターンです。そのため、愛猫が夜明け頃に大運動会をしたり、飼い主さんの足や耳をガブッとしたりすることは、ある程度仕方のないことかもしれません。
しかし、明け方ではなく真夜中に猫が活発になる場合は、もしかすると体内時計のズレが原因かもしれません。
例えば、猫が通常眠るはずの日中に飼い主さんがかまい過ぎてしまったり、飼い主さんが夜更かしをしがちだったりすると、猫の生活リズムにズレが生じ、真夜中に活動のピークが来てしまうことがあります。