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内閣府発表の「子ども・若者白書」(令和元年版)によると、日本の若者の「自己肯定感」は諸外国に比べて低く、欧米など6か国との比較でもっとも低いといいます。どうすれば自分自身を肯定し、前向きな気持ちやチャレンジ精神を保つことができるでしょうか。15000人以上のメンターをつとめる中島輝氏いわく、こうした状況を乗り切る方法のひとつが、安心できる部屋を持つことだそう。今回その中島さんが、自己肯定感とインテリアの意外な関係について解説します。

自己肯定感は幸せに生きる力。誰でも高くキープできる

まずは最初に少し、自己肯定感についてお話ししましょう。

自己肯定感というと難しい感じがしますが、自分は自分のままでいいと受け入れている感覚のことです。自己肯定感が高いというのは、どんなことがあっても自分に「YES! OK!」と言える状態です。

このように言える人は自分を信じる気持ちが根底にある人。周囲からどう思われていても気になりませんし、他人に注意されても落ち込まず、自分はもっと成長できる!と前向きにとらえることができます。

物事がうまくいかなかったり失敗をしたりすると、誰もが「自分はダメな人間だな」と凹みますが、自己肯定感が高いと、たとえそのような感情を抱いたとしても、その思いに押しつぶされることはありません。

立ち直りが早いのです。自己肯定感が高いほど生きやすく、幸せに生きていくことができるんですね。