キッチンまわりでの対策

続いてキッチン。震災で、わが家の食器はおよそ半分が割れましたが、持っている食器が多ければ多いだけ、キッチンに散乱して足の踏み場が無くなり、危険です。

被害を少なくするためにも、何年も使っていない食器類は常日頃から減らすことを考えるのが大切です。

また食器棚での収納は、重いものは下、軽いものを上へ入れるのが基本です。地震対策だけでなく、普段の生活でも使いやすくなるはず。

キッチンで見過ごしがちなのが家電。たとえば電子レンジは、高さのある所に置いてあることが多いですが、皆さんのお宅はいかがでしょうか。

震災の時、わが家の電子レンジが落ちてきた話しをすると、「あんな重い物が?」と多くの方が驚かれます。いやいや、電子レンジどころか、家の中では洗濯機が倒れました。もしもの時は「これがまさか?」というものが落下したり、倒れたりする、という視点で家の中を点検してみてください。