寝室に置いておきたくないもの・置いておきたいもの

さらにリビング。今では液晶化して薄くなったテレビ、さらに部屋の棚も容易に倒れ、中のものが飛び出し、収めていた紙類なども散らばります。

東日本大震災のときの著者宅リビング。いろいろなものが倒れ、落ちてきて、床にはモノが散乱しました(写真:著者)

モノが散らばるのはやむを得ないとして、地震のときにとっさにどこに身を置くか、という安全な場所は家族で考えておきたいところです。

最後は寝室です。寝室はとにかくモノを最小限に、ベッドの近くに大きな家具を置かない、といったことは当然大事です。

もし寝る場所の周囲にたんすがあるなら、はたして本当にそれが必要か、中に不要な服が入ったままになっていないかといったことを、この機会に確認してはいかがでしょう。また置く以上は、配置にも注意。万が一倒れても、扉を塞ぐ位置にならないようにしましょう。

それから枕元に懐中電灯を置いたり、万が一閉じ込められた時のために、近くにホイッスルを用意しておくのもおすすめです。