初候

玄鳥(つばめ)至(きた)る
ツバメが海を渡ってくる

玄鳥はツバメのこと。「玄」は「黒くて赤色を帯びた色」で、ツバメの嘴(くちばし)を言う。

・新暦では4月4日〜8日ごろ
・この候の植物=野蒜(ノビル)
『七十二候を楽しむ野草図鑑 季節の移ろいの中で心穏やかに暮らす』(著:大海淳/青春出版社)

次候
鴻雁(こうがん)北(きた)へ帰(かえ)る
渡り鳥のガンが北の国へ帰る

ツバメが南の国から来るのに代わって、ガンが北シベリア地方に帰っていく。

・新暦では4月9日〜13日ごろ
・この候の植物=薇(ゼンマイ)

末候
虹(にじ)始(はじ)めて見(み)る
雨上がりに虹が出やすくなる

春に初めて出る虹を「初虹(はつにじ)」という。「朝虹」が西に出れば雨、「夕虹」は晴れといわれる。

・新暦では4月14日〜19日ごろ
・この候の植物=独活(ウド)

註)新暦該当日は、年によって1日程度前後することがあります。