撮影◎本社 奥西義和 以下すべて
趣里さんがNHK『あさイチ』プレミアムトークに出演。朝ドラ『ブギウギ』について語る。番組スタート時に思いを語ったインタビューを再配信します。

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109作目となるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインに選ばれた女優・趣里さん。 4歳でバレエを始めイギリスへ留学するなど、プロのバレリーナを目指していたという。怪我によって夢を諦めた後、演技学校「アクターズクリニック」の門を叩き、主宰の塩屋俊氏に出会って演技の面白さに目覚めた。その後オーディションを受け、2011年『3年B組金八先生ファイナル〜「最後の贈る言葉」4時間SP』で、20歳で女優デビューを果たす。朝ドラ出演は2016年の『とと姉ちゃん』以来となる。33歳で臨むヒロインへの意気込みを聞いた。

「ま、やってみよう」という感じでした

――今作のヒロインオーディションの上限の年齢だったということで、プレッシャーや特別な思いはありましたか?

言い方が難しいんですけど、とにかく「やってみよう」という気持ちで臨みました。今回はたまたま、募集が私の年齢までだったので、背中を押されたというのも一つの理由ではありましたけど、「御縁があるといいな」という思いで受けたんです。

気負いというのはあまりなくて、ほんとに「ま、やってみよう」という感じでした。でも、もともと私は歌に苦手意識があったので、今作は「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした物語ということで、最初は難しいかなと思っていたんです。

でも、結果選んでいただいて、ボイストレーニングを重ねるうちに歌うことが楽しくなり、「音楽の力ってすごい」と感じるようになりました。舞台のシーンなども、演じてみて元気が出るというか、楽しんでやっています。