西崎さん「使いづらさを放置すると大きなストレスになる」(写真提供:Photo AC)
内閣府が2023年3月に全国約1万人に対して行った調査によると、30%程の人が、テレワークで働いているそう。コロナ禍が落ち着いてきたとはいえ、家にいる時間が以前よりも長くなり、家が散らかっていて、仕事に集中できない…という人もいるのではないでしょうか。「私も片づける前は途方に暮れていました」と語るのは、お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智さん。西崎さんいわく、「使いづらさを放置すると大きなストレスになる」そうで――。

「使いづらさ」を放置せず、「とりあえず」の方向転換を

ここ数年続いたコロナ禍により、「家で過ごす時間」が増えた、という方が多いのではないでしょうか。

長時間過ごしているうちに、今までは気づかなかった「使いづらさ」に気づいたことはありませんか?

例えば、キッチンで、サッとタッパーを取り出せますか? ラップは、すぐ取り出せる場所にありますか? 毎日使うお皿やコップなども同様です。

これはキッチンだけに限りません。

リビングや寝室、洗面所などでも同様で、使いやすさという点で見たとき、必要なモノをすぐ取り出せて、かつすぐ戻せる場所にあるのかはとても重要なことなんです。