いずれ東京でもネットされるのではないか
石井さんとゲストが視聴者の怒りや悩みに答えるコーナーもあり、ラジオの良さが採り入れられる。もともと石井さんは同志社大時代、ラジオもやりたかった。
現在、関西以外で放送されているのは北海道と山陰、高知。テレビ界では「いずれ東京でもネットされるのではないか」と言われている。
晴れがましいことであるはずだが、本人は意外にも悩ましげな表情を浮かべる。
「地元の大阪で、関西の感覚と関西弁でやれるところも魅力なものですから…」
そう、石井さんは『ゴゴスマ』では標準語だが、この番組では関西弁なのだ。関西弁で全国放送される情報番組があっても良いのではないか。
石井亮次
アナウンサー
1977年3月27日、大阪府東大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業後の2000年にCBC(現CBCテレビ)入社。2005年度にはTBS系列局の優秀アナウンサーに贈られる「アノンシスト賞」を受賞した。2013年から『ゴゴスマ』のMC。2020年4月からフリー。現在のレギュラーは『ゴゴスマ』、同『太田×石井のデララバ』(水曜午後7時)、カンテレ『ドっとコネクト』、テレビ大阪『もしものマネー道 もしマネ』(日曜午後2時)、MBSラジオ『石井亮次と福島暢啓のフダンギダンギ。』(隔月、午後7時)
高堀冬彦
放送コラムニスト
放送コラムニスト。大学時代は放送局の学生AD。1990年にスポーツニッポン新聞社入社し、放送記者クラブに所属。放送界のニュース全般やドラマレビューなどを書く。2010年の退社後は「サンデー毎日」編集次長などを経て2019年に独立。