自分と相手の価値観は同じだと思い込んでいる
たとえば、こんな経験はありませんか?
精一杯ほめたのに反応が悪くて損をした
「適当にやって」と上司の指示がわかりづらくて困った
「ありがとう」の一言がなくてがっかりした
ちょっとしたことだけど、期待通りの言葉や反応をくれない相手に不満を抱いてしまう。そんなことが日常にはたくさんありますよね。
人間関係の中で不平不満が湧き起こるとき、実は原因は相手の性格にあるのではなく、自分と相手は「同じ」だという思い込みにあることが多いのです。
さきほどの例でモヤッとするのは、
「大げさにほめられたら、誰でも嬉しいでしょ」
「仕事は細かく指示されたほうが進めやすいはずだ」
「こまめに『ありがとう』を言うのが当たり前だよね」
こんなふうに自分と相手の価値観は同じだと思い込んで、コミュニケーションをとってしまっているからなんですね。