(写真:川瀬典子)
内閣府が公開している「令和4年版高齢社会白書」によると、65歳以上の一人暮らし世帯数は年々増加傾向にあるようです。そのようななか、数々の人生の逆境を持ち前のバイタリティーで乗り越え、歳を重ねてもなお生きることの楽しさを体現しているのは、『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 がんを乗り越えてわかった本当の幸せ』を著した、ソネ ジュンコさん。ソネさんいわく、「器は本当に気に入ったものだけを使っている」そうで――。

狭い洗面所は“吊るす収納”で空きスペースを活用しています

洗面所はかなり狭くて、収納場所は洗面台の下にしかありません。

『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 がんを乗り越えてわかった本当の幸せ』(著:ソネジュンコ/ダイヤモンド社)

タオル、洗剤、ドライヤーのほか、掃除用具一式も、全部ここにまとめておければ便利だと考えて思いついたのが、手づくりの「洗面所ツールタワー」です。

狭い洗面所も収納棚を自作して便利になりました(写真:川瀬典子)

「突っ張りアジャスター」で支柱2本を固定し、棚板をL字金具で2枚つけ、さらに市販の棚に引っかけられる収納用品などを駆使して、洗面所に置いておきたいものを全部収納できるようにしました。

ほうきやハタキ、フロアモップなど、床に直置きにしたくないものを吊るして収納できるし、掃除も楽々です。