「人生はあっという間であった」
私が遭遇した、終末期の患者さんが後悔する3のこと
1 やりたいことをやらなかったこと
やりたいことをやらないと、最期に後悔します。やりたいことは、さっさとやるべきです。
「人生はあっという間であった」とは、私の接した患者さんたちの少なからずが言い残された言葉です。
そのため、やりたいことはどんどんやらないと「あっという間に」人生の最期の日が来てしまいます。
私たちはしばしば、見えない鎖に縛られすぎていることも少なくないように感じています。
我慢し続けて良いことなどこれっぽっちもないというのが私の考えです。
「あっという間に」人生の最期の日が来るという事実を直視すれば、度を越した我慢がいかに不適切なものかが理解されます。
私もたくさんの方の最期を見届けてきましたが、自らの心の声に耳を傾け、やりたいことを行った方々は間違いなく輝いていました。
死を前にしてもお顔は穏やかで、後悔も少なかったように見受けられました。
後悔しない生き方にとって必要なことの一つは、自分を取り戻すことだと感じます。
言うは易く行うは難しかもしれませんが、その殻や鎖から少しだけ自由になることから始めてみましょう。