<親にとってのメリット>
・育児の分担
共同養育して育児分担をすることで、自由な時間を手に入れることができるケースもあります。趣味やリフレッシュの時間にあてるのはもちろん、スキルアップを目指すのであれば収入アップも望めて一石二鳥です。とはいえ離婚したわけですから、「信頼できない相手に子どもを任せるのは心配」と考える方も多いですが、子どもが楽しんでいるのであれば多少のことは目を瞑って任せるのもひとつ。そのためにはお相手も穏やかにやりとりを行うなど努力や心がけが重要ですね。
・経済面
共同養育を行っている方が養育費の支払い率が高いのも事実です。また、義祖父母や親戚などとも変わらず交流を続けることによって、お誕生日やクリスマス、入学時のお祝いなども継続してもらうことができ、家計的に助かる場面も。経済的なメリットも視野に入れて、自身の感情と混同せずに冷静に対応することが賢明です。
・万が一の時のリスクヘッジ
いつどこで自分自身が病気や不慮の事故に巻き込まれるかはわかりません。そんなとき、愛する子どもが路頭に迷わないために、子どもが頼れる人がいるという状況にしておくことも大切ですね。自分にもしものことがあった時、相手と子どもが10年振りの再会でギクシャク…なんてことにならないためにも、定期的に交流をしておくことが大切です。