「色眼鏡」で人を見ないために

誰しも日常的には“透明なメガネ”をかけていますが、「フツーは」という固定観念のために“色眼鏡”で人を見てしまうところがあります。

インタビューなどでも「……なんですよね?」と答えを決めつけた質問をされると、聞き手を立てて、その期待に応えようと否定できなくなるようです。

結果、本当の気持ちを引き出せなければ、インタビューとしては失敗でしょう。

だからこそ、いかに自分の「フツーは」を捨てて、ニュートラルな気持ちで人と向き合えるかが重要となります。

それによって、無意識のカテゴライズや狭い常識を手放せたら、会話は弾み共感も深まるはず。

むしろ、自分の常識がアップデートできたことに喜びを見出せればハッピーになれそうな気がします。

To step up!
自分の常識≠万人の常識と知り、「フツー、××だよね」という考えを手放しましょう。

※本稿は、『次につながる対話力「伝える」のプロがフリーランスで30年間やってきたこと』(SDP)の一部を再編集したものです。

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