(写真提供◎photoAC)

自分で解決できる力を育む

子どもの年齢や成長によっては、自分で解決法にたどり着けない場合もあります。そんなときはヒント(A ちゃんには何かわけがあったのかもね)を出しながら、焦らずに信じて任せることで、自分で解決できる力を育んでいきましょう。

ある意味、お友だちの悪口を言える親子関係は、とても健全です。なんでも話せる安心感を育んできた結果ではないでしょうか。家で言えずに、外で言うようになって問題が大きくなる前に、吐き出させてあげましょう。もちろん、親自身が人の悪口を言いっぱなしにしないように日頃の言動に注意したいですね。

POINT:親がどうすべきか考えるより、信じて認めることで自分で考える力を伸ばそう

NG:悪口を言うのは絶対にダメだよ!
OK:( 子どもの気持ちを受け止めながら)何かわけがあったのかもね。

 

※本稿は、『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

 


子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(著:天野ひかり、イラスト:とげとげ。/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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