(写真提供◎photoAC)

入院する際に、持参するべきもの

病院によって持参すべきものは異なりますが、基本的には次のようなものです。

●印鑑……入院申込書や誓約書に捺印が求められる場合があります。三文判で十分。

●健康保険証……とりあえずコピーでも大丈夫。

●現金……入院保証金や当座の経費として10万円程度。

●寝間着やパジャマ……自分の体に合ったものを入れておけば、病院のベッドでも快適に過ごせます。病院によってはパジャマが用意されていることもあります。

●ガウンやカーディガンなど……ベッドから起き上がれるようになったときに必要。寒い時期の入院には欠かせません。

●下着類……念のため、3セットほど。

●洗面用具……石けん、シャンプー類、歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、洗面器など。

●入れ歯の手入れ具……入れ歯を使用している人の場合。

●ティッシュペーパー……あると便利。ウェットティッシュもなにかと役に立ちます。

●タオル類……フェイスタオルを3枚、バスタオルを3枚程度。

●ビニール……洗濯物や汚れ物を入れるために数枚。

●筆記用具……意外に忘れがち。メガネも必要です。

お気づきでしょうが、これらの物は、「家を離れたときに必要な身のまわりのもの」で、たとえば、台風や地震などの自然災害に遭ったときには「非常用持ち出し袋」として、その多くが流用できます。

 

 

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