ゴールドの希少性とコスト
【特徴 その2】希少性が高い
ゴールドは埋蔵量に限りのある資源であり、将来的には需要に供給が追いつかなくなる可能性があります。そこで、既に地上にあるゴールドを再利用するしかないともいわれるほど。
そうなれば、今よりも希少価値は高いものとなり、価格はますます高騰すると考えられます。
ゴールドは作れない、増えない、増やせない、採れないという制限があるがゆえの結果です。
【特徴 その3】採掘コストが高騰する可能性大
金を採掘するために、様々なコストがかかります。採掘の人件費、エネルギー代、鉱脈の探索費などです。
金の生産平均コスト(AISC)は2023年7月〜9月時点で、新型コロナウイルス流行前に比べて39%上がり、四半期ベースで過去最高になったといわれています(『日本経済新聞』〈2024年2月28日〉より)。
しかも資源国でインフレが深刻化していることもあるため、これらの費用が今後も大幅に高騰することが危惧されているのです。