本さえ読めれば、他のことはなんとかなる
「そうは言っても、子どもが本ではなくYouTubeを選んでしまう」
そんな声も聞こえてきそうですが、一人ひとりの子どもの状況に合わせて読書教育を行うと、子どもの「好き」「知りたい」という気持ちを効果的に掘り起こすことができます。
すると「読みたい」「また読みたい」「もっと読みたい」という連鎖が心の中に生まれ、やがて子どもには「今、本を読みたい」という気持ちが芽生えるようになっていきます。
そうするうちにいつの間にか、YouTubeに負けないほどに本が、子どもの心をとらえる存在になっていくのです。
本さえ読めれば、他のことはなんとかなる。
そのことを知っている保護者は、子どもが読書を楽しんでいれば、ただそれだけで安心することができるでしょう。子どもが「やりたい」と感じて自発的に取り組んでいる読書を、心から応援して見守れるようになるでしょう。
子どもも保護者も双方が幸せになれる教育が、こうしてかなえられるのです。
だからこそ、まずは読書教育をはじめてみませんか。
※本稿は、『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(笹沼颯太/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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1万人以上の子どもを読書にハマらせた著者だからこそ伝えられる、家庭でできる読書教育のコツ