(写真提供:Photo AC)
大学受験、資格試験、語学、日常学習、ノート術にメモ術、さらにはスケジュール管理…。ネットの記事などでは、日々さまざまな<勉強法><学習法>が紹介されています。しかし、記事をどれだけ読んでも「結果が出ない」「続かない」という人も多いのでは。そんなお悩みに、『自分にあった方法が見つかる! 勉強法図鑑』の著者で現役東大生の西岡壱誠さんがお答えします。

巷には「勉強法」が溢れているけれども…

片や

「子どもが家で勉強をしない」

「子どもの成績が上がらない」

「大学入試が変わるなかでちゃんと大学に行けるか心配」

といった親世代の声を。

そして片や…

「いくら勉強しても結果が出ない!」

「がんばっているのに、なかなかうまくいかない!」

「そもそもやる気になれない!」

そんな受験生の悩みをよく聞きます。

優れた人の勉強法を真似しても、売れている勉強本を買っても続かないし、結果がでない。やっぱり先天的な才能や地頭が足りないのかな…と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

でもそれは、「自分にあった勉強法」を見つけられていないだけなのかもしれません――。

はじめまして。この記事を書いた西岡壱誠と申します。書籍やメディアで名前を目にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、あらためて自己紹介したいと思います。

僕はもともと勉強しても成績が一向に上がらない、典型的な「ダメ学生」でした。でもそこから2浪して、東大に合格することができました。

合格できた理由は、東大に合格した友達や成績のよい人に頭を下げ、ノートを見せてもらって勉強法を教えてもらい、それをもとに自分に適した方法を徹底的に考え抜いたから、にほかなりません。

そこから言えることはただ一つ、「自分に合った勉強法を作れたら、必ず結果が出る」という事実です。