チャールズ国王の声かけにより

イースター休暇が明けて子どもたちが学校に通うようになると、ウィリアム皇太子は約束通り仕事に復帰した。キャサリン妃の入院以降、皇太子は公務をかなり減らしていたのだ。特に、子どもたちが休暇の時期はほとんどの公務をキャンセルした。

国内では、「妻の病気や子どもの休暇で皇太子が休んでいいのか」との声も上がったが、「家族のそばにいてやりなさい」と声をかけたのはチャールズ国王だったという。

自分とカミラ夫人との不倫によって、ダイアナ妃や子どもたちを苦しめたことを自覚しているのだろう。皇太子には「家庭を大事にするように」と繰り返し伝えているという。

ウィリアム皇太子の休み明けの最初の公務は、寄付された食品などを集めて配送するチャリティ団体の訪問だった。その時ボランティアの女性が「キャサリン妃を大切になさってください」と伝えると、皇太子は彼女の肩に手を添えて「そうします」と約束している。