100歳になってもランウェイを歩ける私でいたい

私はやはり、コレクションモデルの仕事が好きなのだ。

ショーではやり直しは絶対にできない。1回1回すべてが真剣勝負の場。

その一瞬のためにとことん準備して、ランウェイを歩く。

わずかな時間で会場の空気を飲みこむほどの雰囲気をつくっていく。

しかも、正解はない。自分ではうまくいったと思っても、次のショーに呼ばれないこともある。

何が原因なのか、答え合わせはできない。

だからこそ、自分の中の物差しで原因を探り、次につながるように鍛錬をしていく。

私はその方法でここまできた。そして、きっとこれからもそうしていく。

100歳になっても、ランウェイを歩ける私でありたい。

※本稿は、『冨永 愛 新・幸福論 生きたいように生きる』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。

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