<はじめる>「若返りビタミン」Eと皮膚を守るビタミンAも補給

ビタミンCとともに50歳から不足しないよう補いたいのが抗酸化作用のある2つの脂溶性ビタミン、AとEです。

まず、ビタミンAは、レバーやうなぎ、卵黄など動物由来の食品に多く含まれる栄養素です。

(写真提供:Photo AC)

皮膚や粘膜を再生しながら皮膚の健康を維持するほか、ドライアイや眼精疲労の予防など目の機能を正常に保つ働きもあります。

また、体内でビタミンAに変わるのが、動植物に含まれる赤や黄の色素成分「カロテノイド」です。

自然界には50種類以上とあるとされていますが、ヒトの体に吸収されるのは、そのうちの14種ほどです。

よく知られているのは、緑黄色野菜に多いβ-カロテン。

他にはトマトに多いリコピン、ケールやアボカドなどに多いルテイン、ブロッコリーなどに多いゼアキサンチン、さけに多いアスタキサンチンなどがあります。

これらは乾きやすい50代からは不足に注意。食品からとれるよう意識的に取り入れて。