50代になると「美白ケアを完璧にしているのに年々シミが濃くなる…」「食事量は若い頃と変わらないのに、お腹周りの脂肪が増える一方…」といった悩みを抱える女性が急増します。しかし「それらの不調は決して<年のせい>だからではない」と断言するのは、多くの女優やモデルに支持されるカリスマ美容家の山田祥子さん。今回は、山田さんの著書『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』から、50歳からの女性の健康美に欠かせないケアを一部ご紹介します。
<はじめる>サプリメントで補うべき栄養素No.1のビタミンC
50歳から積極的にとりたい栄養素がビタミンCです。
高い抗酸化力があり、シミ・ソバカスの発現を抑えたり、コラーゲンの合成を助けてシワを軽減したりといった美容効果以外にも、アレルギーの抑制、副腎強化、免疫機能増強など多くの作用を持ちます。
そんなビタミンCは、サプリメントに頼りたい栄養素No.1です。
食事からとれるビタミンCの量には限界があり、調理法や保存法によっても消失するので、効果を得るために十分な量を補えないからです。
では、サプリメントでどれくらいとるとよいのでしょうか。
国が定める1日の必要量の100mgというのは、欠乏症を防ぐための最低必要量で、これはビタミンCが持つさまざまな効果を得られる量ではありません。