抗酸化栄養素の代表格

一方、ビタミンEは、抗酸化栄養素の代表格で、「若返りビタミン」の別名があります。

女性ホルモンの材料にもなり、生殖機能の維持や、血行促進など、50歳からの女性にはとても大切な栄養素です。

天然のビタミンEには、トコフェロールとトコトリエノールの2種があり、それぞれにα、β、γ、δの4種があるので全8種類あります。

このうち抗酸化作用が特に高いのがトコトリエノール。

食品では、米ぬかや小麦胚芽などにわずかに含まれる程度なので、私はぬか漬けを食べつつ、さらにサプリメントでも補っています。

ビタミンEをサプリメントでとるなら、天然型でなければ、抗酸化作用は期待できません。

天然型のビタミンEには、d-αやd-r-トコフェノールなどがあります。

合成(人工)品には、dl-α-トコフェノールと記載されていますので、サプリメントを選ぶときには成分を確認するようにしましょう。

※本稿は、『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』(Gakken)の一部を再編集したものです。


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