ビタミンCの必要量は個人差が大きい

実は、ビタミンCの必要量は個人差がとても大きく、その差は20倍とも言われています。

たとえばストレスが強い人の体内ではビタミンCが多く消費されるので必要量は増えます。

『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』(著:山田祥子/Gakken)

その個人差を知る手がかりのひとつはお腹の調子です。

ビタミンCが体内に十分にあるときにサプリメントでとると、お腹が張ってガスが増えたり、軟便になったり、下痢をすることがあります。

いずれかの症状が出たら、それ以上とっても吸収されないサインなので、一旦その日はそれ以上とらずにお休みを。

風邪をひいているときなど体が必要としているときは、1日に10000mgとっても軟便などの症状が出ないことが多いです。

私自身は50歳から1日に3000mgとっています。

普段のカウンセリングでは、特別に病気などのない方に対してでも1日に1500mg、特に美容効果を望まれる方には2000mg以上の摂取をおすすめすることが多いです。

そして1日3回、またはそれ以上に分けてこまめにとることもビタミンC摂取のポイントです。