損得勘定で考えない

人に優しくすることを、損得勘定で考えてしまうと、見返りを期待する気持ちが芽生えます。

見返りを求めていると、相手がその期待に応えてくれなかっただけで、相手を恨んだり、敬遠するようになって、気まずい関係になります。

自分の気持ちがいいのだから、「それだけで十分」と考えることができれば、人は自然と優しくなれるものです。

 

※本稿は、『なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。


なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学』(著:和田秀樹/クロスメディア・パブリッシング)

優しいからうまくいくのか? うまくいくから優しいのか?

精神科医が教える「機嫌よく、前向きに過ごす」ためのヒント。