「どんなふうに」夜を過ごす? 夜勤をして、深く知りたいと思った
一歩踏み出してみたら、次々と新しい発見がありました。
宅老所では、ショートステイでお泊まりになる方々もおられます。
日中、とてもリラックスして過ごしていた方が、夕方になると“不穏”な状態になって、だんだん落ち着かなくなってきます。荷物をまとめて、「帰る、帰る」と言い張ります。でも、泊まりですから、帰れません。
慣れない環境でのお泊まりなので、初日は特に自宅が恋しくなるのでしょう。その気持ち、よくわかります。自分の家ではないですから。
ちょっとお邪魔しているだけだと考えれば、「私、そろそろ失礼します」となるのは、ある意味、当然の話かもしれませんね。
「ごめんなさいね、今日からお泊まりなのですよ」
きちんとお伝えしても、なかなか理解できない方は多いのです。