闘病にはコロナ禍も重なり

私は、こっちがダメならすぐあっちへ、といった「超ポジティブ志向」。

いっぽう青山は繊細で、ともすればネガティブ志向に陥りがちで、そんな青山を叱咤激励する、ということもあって。

周囲には「真帆は『極道の妻』もできる人だから」なんて言っていたようですけど(笑)。度胸がある、っていう意味の褒め言葉だったのかしら。

「僕の人生で最も良かったのは、真帆と結婚できたこと」だと言ってくれていました。

「闘病はコロナ禍と重なった時期。その頃からいろんな思いを打ち消すために忙しくしていたというのもありますね」

私も同じです。そんなパートナーを失った喪失感を埋めるために忙しくしている、ともいえるかな。

闘病はコロナ禍と重なった時期で、当時もなかなか会えなかった。その頃からいろんな思いを打ち消すために忙しくしていたというのもありますね。

青山の遺志を引き継ぎ、伝えていくのも私の大事な仕事です。