イタリアンレストラン「ロジエ」は一周年

今日取材に来て頂いている、東京・恵比寿で経営するイタリアンレストラン「ロジエ」は8月、おかげさまで1周年を迎えました。

恵比寿駅の近くで、ちょっと路地に入った隠れ家のような一軒家。

「ロジエ」という名前は、青山作品の『路地へ』(2001)からとりました。中上健次さんの小説に登場する路地を訪ねるドキュメンタリーです。

「ロジエ」の看板もとよたさんの手づくり。

青山にも一緒にいてほしいので、カウンターの隅っこに写真を置いています。

このお店を開くことになったのは、青山を亡くしたこととも関係しています。自宅での「一人ご飯」が増えると寂しくて、何を作って食べてもつまらなくて。

女性が一人で気軽にふらっと入り、美味しいワインを飲みながらカウンターでさくっとご飯を食べて帰れるお店があるといいなあ。でもないなあ、じゃあ作っちゃおうと。たまたま物件オーナーと知り合い、とんとん拍子に話が進みました。

お店はどんどんパワーアップさせています。最近もシェフを増強。

人気テレビ番組『料理の鉄人』に出演していたシェフのお弟子さん筋の方に入ってもらいました。

先日、ロジエで1周年記念パーティを開いた際にも頑張ってもらい、イタリアンとフレンチがいい具合に融合した料理にデザートで、来て下さった皆様からは大変好評でした。ケータリングの注文も多くて有難いです。

私もよくお店には顔を出しています。アートは私の自宅にあったものを飾っています。人手が足りない時は注文をお受けしたり、お料理をサーブしたりもしていますよ。