本物と同じ土俵を見てきた

場所前にJRの両国駅のところにある「-両国- 江戸NOREN」のビルに入り、飲食店街の真ん中にある本物と同じ土俵を見てきた。感動して何故か動けなくなった。

床にも土俵が描かれていて、外国人観光客たちが、それに気づかずに土俵を踏んで立ち話をしていた。傍の長椅子も休んでいる人たちでいっぱいだ。床の土俵で四股を踏んでみたかったが、人目がありできなくて残念だった。

9月7日にNHKBSの『大相撲どすこい研』で「土俵はマルくてカタい“道”」をタイトルに放送していたが、それを見て、私の感動がなんだったかを理解した。番組に登場した照ノ富士は「土俵は相撲道、土俵は道」と話し、「力士たちが守るべき場所だ」と語っていた。本物でなくても土俵は神々しかった。

この番組では、37歳の佐田の海が足の裏を鍛えていることを紹介していた。十文字の形の器具を足で掴んだりしていた。初日に実況の大坂敏久アナウンサーが「佐田の海の『夢は三役』はぶれない」と話していた。