【銀座】歌舞伎座

食堂(歌舞伎座)(『新演芸』第4巻第1号口絵)「大正の劇場風俗画」1919年

 

「物心ついてからずっと東京に住んだ私にとっては、一片の東京地図は、実に有機的な私の人文科学史です」
<竹久夢二「東京地図」より(『婦人公論』)1924年5月号>


夢二は、元妻の岸他万喜(たまき)(写真右)と日本橋に「港屋絵草紙店」を開業。夢二がデザインする品々を販売した。文化人も訪れるサロンのような場だったという。夢二のイラストをモチーフにした雑貨は、竹久夢二美術館で今も購入できる。

 

港屋絵草紙店店内の様子1914年頃

 

千代紙「きのこ」[版元]港屋1914年