イメージ(写真提供:Photo AC)
目からの情報が多すぎて疲弊している今、スマホで手軽に本を音で楽しめる「オーディオブック」の利用が急増しています。家事やウォーキング、運転などのちょっとした時間に「ながら聴き」ができ、読書に割く時間が取れない人でも利用しやすいのが人気の理由のようです。

「ながら」で楽しめるのが魅力

オーディオブックとは、ナレーターや声優による本の朗読音声をスマホなどで聴くことができるサービスのことです。作品によっては効果音も挿入されていて、感情のこもったナレーションと合わせて聴くことで、まるで映画のような臨場感が味わえます。

オーディオブックは目や手を使わずに本を楽しむことができ、他の作業と並行して「ながら聴き」も可能なことから、次のような人におすすめです。

・加齢により活字を追うのが難しい人

・活字に抵抗がある人

・家事や育児、仕事などで忙しく、なかなか読書の時間が取れない人

・効率的に読書したい人

主なオーディオブックサービスは、Amazonが提供する「Audible(オーディブル)」とオトバンクが提供する「audiobook.jp」の2つです。いずれも作品の単品購入が可能ですが、月額料金を支払うことにより聴き放題になるサービスも提供されています。

あらかじめ聴きたい作品が決まっているなら単品購入、著者やジャンル関係なしにたくさんの作品に触れたいなら、聴き放題サービスに登録するとよいでしょう。

 

Audibleとaudiobook.jpの比較。聴き放題月額料金は、Audibleが1500円、audiobook.jpが1330円。聴き放題作品数は、Audibleが20万冊以上(※洋書が多い)、audiobook.jpが1万5000冊以上。単品価格は、Audibleが高い傾向、audiobook.jpが安い傾向。

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