小麦グルテンが引き起こす影響
また、乳製品における「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」と同様に、小麦粉にも「小麦グルテン不耐症」があります。
小麦グルテン不耐症の人がパンやうどんなどを食べると、小麦グルテンを消化することができず、お腹の調子が悪くなります。
小麦粉を摂るとお腹の調子が悪くなったり、頭痛、疲労感、集中力低下、肌荒れなどを引き起こすことがあるなら、体が小麦グルテンによって悪影響を受けている証。
腸内で炎症が起こり、腸漏れが起こっている可能性が高いといえます。
しかも、小麦グルテンは依存性が高い成分です。
喫煙者がなかなかタバコをやめられないのと同じで、パンやピザを長年食べ続けている人は、体が小麦グルテンを欲するようになり、なかなかやめることができなくなります。これも、腸漏れを悪化させる大きな要因です。