「No No Girls」
ガールズグループオーディション「No No Girls」は始まったばかりだが、「人格否定は一切しない」「歌には人生が表れるから何より重視する」など、ちゃんみなのイズムが垣間見える。ちゃんみなを追っているファンとして思うが、ちゃんみなは愛の人であり、努力の人であり、プロ根性の塊のような人。人格者である彼女の指導力や、エンターテイナーとしてのプロデュース力がいかんなく発揮されており、ちゃんみなの新章が始まったようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=gPEm1VJn58Q&t=169s
集まった候補生はみな「No」と言われてきた体験を背負っており、ちゃんみなが重視する魂のこもった歌唱力のある人ばかり。歌唱シーンの動画を観たが、歌があまりに別格すぎて、感動し、泣いてしまった。ガールズグループのオーディションとはとても思えない、まるでゴスペルを聴いたかのようなソウルフルな歌声に圧倒される。
ちゃんみなは「私はガールズグループになれなかった人だから。なりたかったけどなれなかった人だから」とも語っている。でも、王道やメインストリームから外れているからこそ生まれる強烈な魅力があり、社会から疎外感を感じる人が強烈に共鳴する何かを持っていると私は感じる。ちゃんみなが王道アイドルだったら、ここまで多くの人の心を強烈に惹きつけることはなかったのではないか。彼女が教えてくれたのは、王道や普通から外れたところで、自分の美学を貫き通すって、こんなに魅力的で美しいんだ、ということだと思う。
ちゃんみなのプロデュースで、エンタメ界の常識を覆すようなグループが誕生する気がしてならない。