生きやすくなる
つきまとうマイナスの感情を手放す努力をすることで、心の余裕が生まれ、生きやすくなります。
お稽古にいらした生徒さんが、「会社で嫌なことがあり、1週間ずっと落ち込んでいましたが、無心でお点前を続けていたら、いつの間にかそのことから離れることができて、立ち直るきっかけになりました」と喜んでくださいました。
お茶のお稽古が、執着を手放すきっかけとなったようです。
きっかけは何でも良いのです。友人との楽しいおしゃべりでも、美味しいものを食べることでも。とにかく他のことに目をむけることが大切です。もちろん、自宅やオフィスでお茶を点てるのも良いでしょう。
ひとつのことに執着せず、さまざまなことを柔らかな気持ちで受け入れていくと、毎日が心穏やかで生きやすくなりますよ。