読むのと演じるのは随分違って…
助演女優賞となった内田は登壇すると「この空気を1回吸いたい」といい、壇上で目を閉じて大きな深呼吸。
「このような素敵な賞をいただけて本当にうれしく思っています。助演女優賞という言葉の重みを感じております」と感慨深く話した。
「主演の石橋静河ちゃんをはじめ、みなさん一丸となって、代理出産をテーマとしてつくったドラマ。血や骨や肉、すべて演じた女性に染み込ませなきゃ向き合いきれなかった作品だと思う。桐野さんの原作は、どのキャラクターも人として美化せずに、感情をむき出しにそのままを書いた非常にリアリティのある物語。ですので、読むのと演じるのは随分違って、最初は不安に思ったり悩んだりしました」と苦労と吐露。