道長の容態が悪化
三条天皇との覇権争いが続くなか、道長は病に倒れてしまいました。
倫子らによる懸命な看病が続く一方、ききょうからは「その命は長くはない」と言われ、内裏には、道長が病に倒れたのを喜んでいる人物の名を挙げた怪文書がでまわります。
その後、小康を得るも憔悴しきった姿となった道長は、宇治川のほとりに建てた別邸にて静養生活を送ることに。
そんなある日、物語を書き終え、自邸で過ごすまひろの元へ、従者・百舌彦が道長の容態が悪化したことを知らせにやってきます。
「殿さまに生きる力を与えられるのはまひろさまだけ」と百舌彦から伝えられたまひろは宇治へ向かうことに。