20cmで得られる快適さ
広いベッドは一見すると無駄に感じるかもしれません。ベッドが広くなると部屋が狭くなってしまいます。
でも、シングルをセミダブルに変えることで、20cm分、寝返りを打てる幅を増やすことができれば、それで得られる快適さは相当なものがあります。
部屋が狭くなることよりも快眠を優先するという考え方ができれば、人生が大きく変わっていくことでしょう。
※本稿は、『超熟睡トレーニング: 15万人の“日本人”のデータを集め、睡眠改善をしてきた「上級睡眠健康指導士」だけが知っている』(Gakken)の一部を再編集したものです。
読んで真似するだけで、日本人に最も合う「熟睡スキル」が、勝手に体に染み込む!
「寝付けない」「夜中に目が覚める」「目覚めが悪い」「日中眠い」「いびき・無呼吸」…、二度と悩まない!
出典=『超熟睡トレーニング: 15万人の“日本人”のデータを集め、睡眠改善をしてきた「上級睡眠健康指導士」だけが知っている』(著:角谷リョウ 監修:林宏明/Gakken)
角谷リョウ
スリープコーチ、上級睡眠健康指導士
LIFREE株式会社共同創業者。NTTドコモ、サイバーエージェント、損保ジャパンなどの大手企業をはじめ、計120社、累計6万5000人の睡眠改善をサポートしてきた上級睡眠健康指導士。日本サウナ学会学会員。神戸市役所を退職後、トレーナーとして独立。半年でスタッフを増員して移転拡大し、2年で4店舗と、このジャンルで関西トップクラスになる。神戸と大阪のトレーニングスタジオを経営しながら、自らもトレーナーとしてスタジオや企業で指導を行うエグゼクティブ専門のパーソナルトレーナーとして活動、のちに睡眠改善に特化する活動にシフトする。1回のセミナー参加で不眠症レベルの受講者の約70%が「正常範囲」まで改善。4週間の睡眠改善プログラムにおいては90%以上が「正常範囲」にまで改善している。著書に『エグゼクティブを見せられる体にするトレーナーは密室で何を教えているのか』(ダイヤモンド社)、『鍛えていないと稼げません──身体づくりで生産性をあげよう』(WAVE出版)。
林宏明
医師、労働衛生コンサルタント、日本医師会認定産業医
医療法人美明会 本町林クリニック理事長。奈良県立医科大学卒業、済生会中和病院内科医長、永広会島田病院内科医長、市立松原病院内科医長 大阪府結核予防会相談診療所診療部長などを経て現職。呼吸器・血液内科へ入局し悪性疾患・難病の研修、循環器・消化器疾患を中心とした総合診療、多剤耐性肺結核症の診察、老年期医療に携わる。その後も救急医療と緩和医療に専心し、予防医学・産業医学で研鑽を積むなど、医療において幅広い領域で活躍。以上の経験や実績を踏まえて、日々多くの者を救っている。