副音声「しぶしぶ娘を預ける実資」

そんなやりとりがあるなか、その場にやってきた実資の養子・ 資平(実資の同母兄である懐平の次男)。

嬉しそうな顔で、立后の儀の件を帝がとても喜んでいることを伝えます。

その日のことはもう思い出したくないと語る実資。続けて「べろべろべろ…千古、食べてしまうぞ」と女の子をあやそうとします。

しかし帝から言伝があるということを資平が告げたところで、実資は我に返り、女の子を百乃に預けます。ここで副音声では「しぶしぶ娘を預ける実資」という解説が。

それから「政をやっていくうえで道長から距離を置き、実資を相談役にしたい」といった帝の思惑を資平から伝えられます。

加えて「今こそでありますよ!」と話す資平に対し、帝の味方でも道長の味方でもないと話す実資は「浮かれるな!」と叱責するのでした。