正代いけ~!
私は、二所ノ関親方が廻しを締めて、大の里に三番稽古(同じ相手と何番も稽古すること)で指導している姿をテレビで見て驚いた。稀勢の里が引退したのは平成31年1月16日。5年たつのに、身長192cm、体重182kgの大の里を泥だらけにして稽古をつけていた。OB戦をやったら、二所ノ関親方は絶対に優勝する。
大関・琴櫻も元大関の小結・正代に土俵際まで押されたが、突き落としで勝った。優勝したことがない琴櫻を応援したいところだが、私は正代の長年のファンなので、「正代いけ~!」と叫んだ。バッタリと倒れた正代の姿が悲しくて、明日のおやつに取っておこうと思ったチョコプリンを食ってしまった。悲しいと不思議と甘いものが食べたくなる。
大関・豊昇龍は前頭筆頭・王鵬を寄り切った。王鵬には驚いた。先場所7日目に右目付近を負傷したが、そのまま相撲を取っていた。場所後に右眼窩底骨折と診断され、手術したそうだが、よくぞ先場所頑張って9勝をあげたものだ。
今年の春場所で、110年ぶりの新入幕での優勝を果たした尊富士は、怪我で陥落したが、先場所十両優勝して前頭16枚目となり幕内復帰。初日は勝ち、活躍が楽しみだ。
尊富士は最後の仕切りの前に、呼出に渡されたタオルを使い、その後に綺麗にたたんで呼出に返す。初日はピンクのタオルを綺麗に海苔巻き型に丸めていた。この美しい所作をテレビで連日映して欲しい。