《60の壁》は高かった

ほかにもこまごました不具合でメンテナンスが必要になり、整形外科・婦人科・皮膚科・眼科・消化器内科へ。

どこの医者にも要経過観察と言われてへこんだものだ。

痩せた直後は、それまで入らなかったサイズの服が着られることを嬉しく思ったりもしたがそれも束の間、見た目より健康が欲しいと切実に願った。

退職した年の夏、さらなる不運が私を襲う。コロナの症状がよくなった後、胃の不調が悪化。つくづく、《60の壁》は高いと実感した。