この記事の目次
牛乳の賞味期限と消費期限の違いは? 飲むとお腹がゴロゴロするのはなぜ?
どうすればお腹がゴロゴロしないですむ?
低温殺菌牛乳やA2牛乳って何?
開封後は何日くらいで飲みきったらいい? 牛乳をレンチンしたら白い塊が…正体は? 牛乳・乳飲料・加工乳の違いは? 牛乳と豆乳、より健康にいいのは?

どうすればお腹がゴロゴロしないですむ?

乳糖不耐症の人でも、一定の量までは乳糖を摂取して問題ないと言われています。お腹がゴロゴロする人は、こちらの方法をお試しください。

・温めて飲む

腸への刺激を和らげることができるだけでなく、乳糖を分解する酵素の働きも盛んになります。ココアやミルクティーで飲むのもおすすめです。

・ゆっくり少しずつ飲む

一気に飲まず、数回に分けて飲んでいけば体内で乳糖が分解しやすくなります。

・毎日少しずつ飲み続けていく

牛乳を継続して飲むと、乳糖をエサとする腸内細菌が増加していきます。これにより乳糖の分解が増進するため、徐々にお腹を壊しにくくなっていきます。

ただ、牛乳でお腹がゴロゴロする症状は、牛乳アレルギーの場合にも見られることがあります。牛乳を飲んだとき、お腹の不調以外にかゆみや発疹、咳などの症状が見られたら医師に相談してください。

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低温殺菌牛乳やA2牛乳って何?

低温殺菌牛乳は一般的な牛乳より低い温度で長時間殺菌した牛乳です。生乳本来の甘みや舌触りが残っていておいしいと言われています。自然な甘みがあるので、牛乳の独特な風味が嫌いという方にもおすすめです。

A2牛乳は、お腹に刺激を与えるタンパク質である「A1型のβカゼイン」を含まない牛乳で、飲んだ後にお腹がゴロゴロしないと言われています。味はさっぱりしており、「牛乳はお腹を壊しやすくて苦手」という方でも飲みやすいとして、世界的に注目を集めています。