おやつの時間も有効活用

一度の食事で種類や量が食べられない人は、おやつの時間を上手に使いましょう。お菓子ではなく、チーズやヨーグルト、小魚を食べてカルシウムを補う。肉をあまり食べず、タンパク質が不足しがちな人は、食物繊維も同時に摂れる大豆製品やナッツを、といった具合です。

また、お茶やコーヒー、ココアには、抗酸化作用(※)のあるポリフェノールが含まれています。野菜や果物よりも飲み物からのほうが栄養素を摂りやすい、という海外の研究結果もありますので、水分補給も有効活用を。ただし、なるべく無糖で飲みましょう。糖分の摂りすぎは糖化(※)を引き起こす要因となり、老化を促進させてしまいます。

※「糖化」「酸化」についてはこちらの記事を参照

ほかにも糖化対策として、甘いものは、間食時よりも食後に食べると、血糖値の上昇を抑え、糖化予防に繫がります。

目標はバランスよく栄養素を摂ることですから、種類の違う食材を使った作り置きを2~3品用意してローテーションしたり、スーパーのお惣菜を取り入れてもかまいません。ゆるくでも、続けることが大切です。

後編で、「美肌」「疲労回復・美肌」「骨密度強化」「脳の活性化・血流改善」効果がある4品をご紹介します。メインの食材3つと、家にある調味料で手軽にできるレシピですので、ぜひ作ってみてください。

後編「若々しい体を作るレシピ4選」につづく