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食事の品数は豊富でも、体に必要な栄養素が摂れていない人は思いのほか多い、と話すのは管理栄養士の関口絢子さん。健康長寿の分かれ道となる、食事のコツを紹介。後編では、「美肌」「疲労回復・美肌」「骨密度強化」「脳の活性化・血流改善」効果がある4品をご紹介します。メインの食材3つと、家にある調味料で手軽にできるレシピですので、ぜひ作ってみてください。(構成=山田真理 写真提供=宗野歩)

前編「長寿の分かれ道となる食事のコツ」からつづく

にんじんの美肌サラダ《美肌》

にんじんの美肌サラダ
<にんじんの美肌サラダ>

 

【材料】作りやすい分量

・にんじん…大2本(500g)
・くるみ…1/2カップ
・刻みパセリ…大さじ2
・A
 ・オリーブオイル…大さじ1
 ・酢…大さじ1
 ・にんにく(すりおろし)…小さじ1
 ・塩…小さじ1弱

 

【作り方】

(1) にんじんは細切りにする。
(2) くるみはホイルに包み、オーブントースターで2~3分ローストしてから、細かく刻む。
(3) ボウルに(1)と(2)、A、パセリを入れて和える。

 

【栄養面のここがスゴイ】

にんじんに多く含まれるβ-カロテンは抗酸化作用が高いうえ、体内でビタミンAに変換されることで皮膚や粘膜を丈夫にします。

くるみのビタミンE、パセリのビタミンCにも、肌のターンオーバーを正常に促す効果が。献立に酢を使った料理を取り入れると、老化の原因である糖化を防ぐことができます。

冷蔵庫で1週間は保存可能。