努力をする上できわめて重要な「タイムマネジメント」
自分自身の頭上に、自分をコントロールする管制塔のようなものを持ち、絶えず自らの時間の使い方を律(りっ)するということです。
管制塔の機能が弱くなると、「会社帰りに、ちょっと一杯飲んで帰ろうか」とか、「まあ、とりあえずテレビでも見よう」とかいうことになります。
会社の昼休みに食事を終えた後、漫然とさしたる意味もなく、スマホを見続けるというのも、この管制塔の機能が脆弱(ぜいじゃく)になっている証拠です。
そもそも、会社で忙しく仕事をしているという生活の中でも、業務から外れるところでは、かならず自分の時間を確保する、という「覚悟」を持つことが肝心です。この覚悟がないと、自分の時間などあっという間に雲散霧消してしまいます。
「何かを始めたい」と考えている人は、その希望を先延ばしにしないことです。
「ピアノを習いたい、絵を描きたい」などなど、そういう願いがあるならば、どうか明日からといわず、今日ただいまから趣味を始めるくらいの意気込みを持ってください。