「産まなきゃよかった」と言われたことが忘れられない。
罵倒も日常茶飯事。
認知症になり、より感情がコントロールできなくなって、心配して声をかけても、こちらの気持ちを踏みにじるような言動をする。
けれど、育ててもらった恩があるので見捨てられない。

(42歳・会社員)

 

長女なんだから家を継ぐのが当たり前という発想で、長男と交際すると「家を捨てるのか」と責められた。
望みどおり婿を迎えたが、結婚したらしたで、家事は娘の仕事という態度。
意見をすると、何倍も返ってくるのがしんどい。

(67歳・主婦)

 

特に20〜40代の頃の関係が最悪。
服装、髪形から、結婚相手、友人関係などすべてにおいて、母の好みを押しつけられた。
半強制的にさせられた見合いは90回。
世間体ばかり気にして、私の仕事を認めない母と、現在は疎遠に。

(60歳・フリーアナウンサー)

 

認知症を患い、年々症状が悪化してきているが、自分はまだ現役でしっかりしていると主張する母。
ヒステリーを起こして、私に「だらしない」と怒鳴り散らす。
同居して介護しているが、喧嘩が絶えず、顔も見たくないと思うことがある。

(64歳・パート)

 

【関連記事】
【母から娘へ】「育ててもらった感謝はないのか」「親を財布としか見ていない」「孫の世話が終わったら鍵を取り上げられた」「もっと話がしたい」
岩崎リズ「母・冨士眞奈美から、高校で不登校になった時に渡された水筒の中身は…。『普通じゃいけない』といつも言われて」<冨士眞奈美×岩崎リズ>
真瀬樹里「母・野際陽子に〈ただ、抱きしめて欲しかった〉と打ち明けて。小さな子どもに戻ったように、思い切り甘えた最後の10年」