高齢社会をよくしていくために

内閣府では毎年、「高齢社会白書」という統計をまとめた報告書を出しているので、購入するか、内閣府の高齢社会対策のウエブサイトで確認してみるなどして、おおまかでいいので、一読してみてください。

そこから、シルバー世代にとって何が不安なのかもみえてくるし、自分自身の不安の種にも気づくことができます。

樋口恵子
樋口恵子さん(2022年6月撮影。撮影:婦人公論.jp編集部)

そうしたうえで腹を括って「よし! がんばるぞ」と思ってほしいのです。

そして、高齢社会をよくしていく行動や努力も、少しだけでいいので、実行してほしい。それが自分自身のためにもなり、多くの高齢女性が100歳代まで幸せに生きられる道を開きます。