自身の介護は専門家に
次に、自身に介護が必要になった場合にどうしたいか、という質問では、全体の半数が「まだ決めていない・分からない」と回答。年代別に見ると、60代は決めている人の割合が多く、「まだ決めていない・分からない」と回答した人は4割にとどまった。
自身の介護の意向が決まっている人に、介護方法について聞いたところ、「介護施設を利用したい」という回答が約7割と最も多く、「自宅で介護サービスを利用したい」も2割を超え、施設や介護サービスを利用せず、家族に介護して欲しいと答えた人はごくわずか。親世代の介護以上に、自身については介護サービスを利用したいと考えている人の割合が高いことがわかった。
さらに、「将来自身に介護が必要になった場合に介護を頼みたい相手は?」という質問には、7割弱が「介護士・ヘルパー等の専門家」と回答。「自身の子ども」と答えた人は6.0%と1割にも満たず、多くの人は自分の子どもに介護をしてもらいたいとは考えていないことがわかった。