一位になんかならなくていい
一位になんかならなくていいのだ。そして、もし自分が今、ピークにあると感じたら、これは本当のピークなんかではなく、まだまだ自分は上昇途上の過程にあるのだというポジショニングを取ればいい。
脳にそういう意識をさせれば、今以上に成長することもできるし、また精神的にも強く楽しくいられるはずだから。
「傑作は常に次回作」である。自分で自分の天井を決めてはいけない。がむしゃらに一番を目指す必要もない。二位でもいいのだ。同じ場所で太く長く生きていこうと思ったら、「最高の二番手」になるべきだ。
※本稿は、『最高の二番手』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。
『最高の二番手』(著:堺正章/飛鳥新社)
人生の後半戦は仕事とどう向き合えばいいのか?
どんな人と交わるべきか?
人気者でずっといるには?
芸能界における経験や人生哲学を率直に綴った堺流の「人生の教科書」!