また、今までの仕事の集大成として、2026年度に東京都現代美術館で大規模な展覧会を開く予定です。そこでも、過去の作品を展示するだけではなく、子どもたちと一緒に取り組む試みを考えているんですよ。

そして90歳からは、ファッションデザイナーではなく、「アーティスト」として新しい人生をスタートさせたいという夢を描いています。

そういえば、偶然目にした占いの本に、私は「信じた道をブルドーザーのような勢いで進む。欲求に忠実で、好きなことにはとことん情熱的。仕事では自信過剰な面もあるけれど、みんなのために力を惜しまず働くので、頼もしい……」などと書いてありました。まさにその通り! そういう性格だからこそここまで来られたんだな、という気がしています。

私は、これからの人生が楽しみでたまりません。まだまだ思う存分、全力投球で生きていきたいと思います。


コシノヒロコさんの記事が掲載されている『婦人公論』3月号は好評発売中!

『婦人公論』3月号の目次・購入はこちら