私たちの生活には欠かせない「ごみ置き場」。各地域に設置されている家庭ごみを集積して回収してもらう場所のことで、一般的にはごみ集積所、ごみ捨て場、ごみ収集所、などと呼ばれていますが、地域によっては少し違った呼び方をするところもあるようです。どのような呼び名があるのか、詳しく見ていきましょう。
北海道に多い?「ごみステーション」
北海道に住む人の多くは「ごみ置き場」のことを「ごみステーション」と呼んでいます。SNSでは、「道外の人に『ごみステーション』が通じなくて驚いた」「『ステーションって何?駅?』って反応されて、全国共通の呼び名ではないんだと気づいた」という声も。
「ごみステーション」は市民の間での呼び名として定着しているだけではなく、自治体が正式にこの名称を使用している例も多く見られます。例えば、北海道江別市の公式HPでは「ごみステーションの設置と利用について」という記載がありました。
ちなみに、ごみ収集車が各地域のごみ置き場を回ってごみを回収する方法は「ステーション収集(方式)」と呼ばれています。収集車が地域のごみ置き場を回ってごみを回収する様子が、電車が駅にとまって人を乗せる様子に似ていることが由来と考えられています。